柳橋連合市場の風景です。
魚の匂いがぷーんと残った水が、足元の床に流れている、
静かな夕方の市場です。
魚が苦手だから、私はその水をまたいで歩くのですが、
ここの空間は靴に魚屋さんの水がついても眺めたい風景です。
そう言えば、ヘミングウェイの老人と海だったかしら、
舟の上で魚油を飲む描写が生々しくて、
気分が悪くなって読めなくなった事を思い出しました。
魚油の力を思い知りました。
途中で、市場の旗をもっと大きくして良かったな、とか
点字ブロックが白で、道路が黒の方が良かったかと立ち止まりましたが、
パリッとした空間に仕上がったので、これで良かったと思います。
描いてみたかった景色が描けて、上手くと嬉しいですね。