引き続き秋のモチーフです。
お馴染の春日公園でどんぐりと紅葉した葉を拾い集めて構成しました。
色んな形のどんぐりがあって、
特にくぬぎの木のどんぐりは
まん丸としてかわいいです。
人に見立てたどんぐりカップルがパーティに参加しているという感じにしたくて、
初めからタイトルはフォークダンスにしようとしていたのですが、
フォークダンスだと相手がどんどん変わっていくので、
それはなんか違うなと思って、「ダンスパーティ」というタイトルにしました。
楽しくて、ぐりぐり描きこみすぎました。
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青空にとっても映えるキミドリ色の身体はとても綺麗で、
動きも優雅でシュッとしてスマートでした。
虫の形など、とても興味深いのですが怖いです。
たぶん、ゴキブリのせいで、全ての虫類が苦手になっています。
お腹の部分など描くのも、ゾッとしながら描いています。
もっと虫を描きたかったけど、今後挑戦できそうな虫はいるかしら?
蝶も怖いし、どれも距離をおいて眺めるくらいしか出来そうにないな。
昔から苦手ではなく、
大人になるにつれてどんどん虫が苦手になっていった気がしていたけれど、
子どもの頃ジャポニカ学習帳の表紙が昆虫で、ノートを触ることが怖かった記憶もあります。
そういえば、そういった子どもが多かったせいで、一時期はお花の写真だけになったといった
騒ぎがあっていましたが、その後、昆虫写真復活の話題もありましたね。
真相が載ってたので興味のある方はどうぞ。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1510/21/news003.html
紙面のおかげで、苦手分野に挑戦出来て良かったです。
北九州の祖父の家から昔もらった扇風機で、
結構古いのですが壊れる事なく頑張ってくれています。
実際はもう少しモダンなデザインなのですが、
私が描くとグンと昭和な感じになってしまいました。
祖父が見ても、なんかちょっと違うねと言ったでしょう。
まだ使っている事に驚くかもしれない。
周りの籠の部分が曲がってしまったことも
古さを出してしまった要因かな。
こういった機械ものは、形が狂うと、
突然古めかしさと哀愁を出すものですね。
また来年までさよなら、
と言ってるような、少し寂しげな顔に見えるように
うつむき加減に描きました。
と言いつつ、絵を乾かしたり、
湿気がこもらないようにする為に、
実は年中回している扇風機です。
エッセイストの宮崎直樹さんのお話が夏の終わりの内容だったので、
ぴったりの挿絵になって嬉しかったです。
天丼にしなくて良かったです。
魚が苦手だから、私はその水をまたいで歩くのですが、
ここの空間は靴に魚屋さんの水がついても眺めたい風景です。
そう言えば、ヘミングウェイの老人と海だったかしら、
舟の上で魚油を飲む描写が生々しくて、
気分が悪くなって読めなくなった事を思い出しました。
魚油の力を思い知りました。
途中で、市場の旗をもっと大きくして良かったな、とか
点字ブロックが白で、道路が黒の方が良かったかと立ち止まりましたが、
パリッとした空間に仕上がったので、これで良かったと思います。
描いてみたかった景色が描けて、上手くと嬉しいですね。
働く車シリーズが続きましたが、
これは大好きな作品に仕上がりました。
描く時間も最短でした。
この場面に遭遇したときに、
いつか描きたいと思っていたものでしたが、
自分がいい状態になるまで、あたためていたというか、
今回、とてもいいタイミングで描く事ができたようです。
早く描きあげたいという気持ちと、
いつまでもこの気分を味わっていたいような
大好きな時間でした。
描いていない時間もこの作品の事が気になって仕方なくて、
早く描きたくて仕方なくて、楽しみで、
あー、いつもこんな気持ちで制作出来たらいいな、
いや、いつもそんな作品を造らないといけないなと
改めて感じた作品でした。
車の後ろ姿というのは、人間や生き物たちと同じくらいに
なにか哀愁というか、物語のようなものを放っていて、
描きたい!と惹きつけられることが多いです。
正面よりも、後ろ、斜め後ろが好きかなー
右側の道路標識の位置がおかしい事に最後に気がついて、
無理やり入れてしまいました。