あらゆる意味で、ピラミッドというものが存在するけれど、紙で出来たピラミッドはすぐに壊れてしまうし、作る段階から造り手はその事を知っている。頂上を目指す事が大事だとは思うけれど、どのようなピラミッドを登るかはそれ以上に大事だと思う。
頂上にはお金を欲しがるダイヤのキングを置いた。
掴んだものは、本当は何だろう。お金が目的になるピラミッドにうんざりして出来た作品。
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いつか観覧車を描いてみたいと思っていて今回挑戦出来たのですが、描き始めてすぐに後悔しました。この線がこうなってこうなってー、あら?このバーはおかしいな、ん?というふうな具合で、最後まで辻褄合わせのような作業になってしまいました。ものすごく時間がかかってしましました。
実際に目の前にした時の目がクラクラするような感覚、圧倒的な大きさを出すには説明的過ぎる作品になってしまいました。もっと楽しんで描けたらよかったのに。次に観覧車を描くときはのびのび描きたいと思います。
短歌の選者の栗木京子さんは観覧車の歌でよく知られてある方で、栗木さんと観覧車の絵に、その歌を重ねた方も多いでしょうと、新聞社の方から教えて頂きました。好きな人と観覧車に乗ってる時間に、自分の想いと相手の想いの違いについて短い歌に盛り込んであって、切なく素敵な歌です。
「観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生」